トレッドミルを活用すると、より多くのトレーニング機会に恵まれます。トレッドミルが自宅にあると、ジムに行かなくても、雨の日、風の日でも簡単にトレーニングすることができ、より健康を手に入れることができます。

市場調査会社のNPD Groupによると、2020年以前でもトレッドミルの売り上げは増加していました。また、NPD Groupによると、家庭用の運動機器の販売ブームも続いています。最近のトレッドミル人気を後足しているのは、フィットネスクラブでのトレッドミルの人気の高まりと、より優れたスマートは家庭用のトレッドミルが開発されているからです。

しかし、家庭用のトレッドミルといっても、安くはありません。上位モデルは4,000$以上と高額になる場合がありますが、多機能なトレッドミルをより安価に見つけることもできるようになってきました。

トレッドミルのテスト方法

最高の家庭用トレッドミルを手に入れるために、AFG、ボディガード、ホライゾンフィットネス、ランディス、ライフフィットネス、ペロトン、SOLE、エクステラなど様々なブランドのトレッドミルをテストして評価しています。

私たちのテストは、使いやすさ、マシンの構造、品質、人間工学、運動範囲、安全性に焦点を当てています。運動範囲とは、トレッドミルの速度、傾斜、安定性、クッション性などの範囲を表しています。

当社のユーザー安全テストでは、緊急停止ボタンのアクセシビリティ、安全キーの動作、折りたたみモデルの安全性などを評価します。

CRテストエンジニアが作成したカスタムテストフィクスチャを使用して耐久性テストを実施します。これらのリグは、ジョニーウォーカーレッドとジョニーウォーカーブラックの2つで、それぞれがゴム製の「足」で覆われた巨大な金属ドラムで構成されており、各トレッドミルにて走り、半年間の使用をシミュレートします。

これらのテスト結果は全て完全なトレッドミル評価と推奨事項にまとめられています。

適切なトレッドミルの選択

トレッドミルをどのように使いたいか?トレッドミルを使ってどのようなフィットネス目標を達成したいのか?これによって購入するトレッドミルを選ぶ基準となります。

次に予算を設定しましょう。より高額なトレッドミルは、耐久性があり、長期保証があり、走行面が大きく、速度が速く、傾斜角度が大きいハイスペックなモデルを手に入れることができます。

トレッドミルを購入する前に、実際に試乗することをお勧めします。

  • 走行面のクッション性、衝撃吸収性は快適ですか?
  • 歩いたり、走ったりする際に、どこかにぶつかったりしませんか?
  • ディスプレイのモニターは見やすいですか?
  • コントロープパネルは操作しやすいですか?

4つの留意点

 

  • ほとんどのトレッドミルは、同じようなフットプリントを持ち、長さ77インチ、幅35インチ平均です。折りたたみ式のトレッドミルは、保管する際に半分の長さになります。トレッドミルへの乗り降りと、安全性の確保のために、トレッドミル周りには十分ン空きスペースが必要です。
  • 人間工学:ランナーの場合は、ストライド(走る際の歩幅)に対応できるデッキの長さが必要です。
  • 接続された機能:スマートフォン用のドッグ、USBポート、ワイヤレスインターネット機能は多くのトレッドミルの標準装備です。
  • 速度調整:ほとんどのトレッドミルの最高速度は10~12マイルです。傾斜は10~15%の勾配確度です。

 

購入する際のその他の考慮事項

購入するトレッドミルを絞り込んだら考慮するべきこと。

  • 組立方法と本体重量について:トレッドミルは重いので、配送については確認が必要です。組立はDIYが好きな人でも難しい場合があります。
  • 保証について:ほとんどのトレッドミルの保証期間は1年間のものが多いです。フレームやモーターにも生涯保証されているものもあります。
  • 返品について:オンラインで購入する場合は、返品の方法や返品の際の送料についても確認しましょう。

 

トレッドミルの種類

電動のトレッドミルは、基本的には同じような設計となっています。電気モーターを回してベルトを稼働させます。トレッドミルには様々な機能やデザインのものがあり、価格も様々です。ここでは、価格と折りたたみ式かどうかをポイントに挙げてみます。

ロースペックモデルの折りたたみ式トレッドミル

走行面が短いトレッドミルは、ウォーキングには十分かもしれませんが、ランニングには不十分です。速度、距離、時間、消費カロリーの表示、ボトルフォルダはほとんどのモデルについています。

長所:ウォーキングメインで使用する場合は、低価格なモデルで十分です。

短所:安価なモデルは軽量素材で作られているため安定性が低下することがあります。走行面が短すぎて、ランナーの歩幅に足りないこともあります。

折りたたみ式トレッドミル
一般に、これらのモデルは、心拍数制御のセットアップを含む、より多くの運動プログラムとともに、予算の折りたたみモデルよりも多くの機能を提供します。チェストストラップ心拍数モニターが付属しているものもあります。

長所:頑丈な構造により、これらのトレッドミルは時折のランニングに適しています。
短所:多くのモデルのデッキは、ストライドが長いランナーにはまだ短すぎる可能性があります。

ハイスペックモデルの折りたたみ式のトレッドミル

ハイスペックのモデルは、心拍数制御のプログラムや、より多くのトレーニングプログラムも搭載されており、ロースペックのトレッドミルよりも高機能となります。チェストラップ心拍モニターが付いているモデルもあります。

長所:頑丈な構造なため、折りたたみ式トレッドミルには適しています。

短所:ストライドが長いランナーにとっては走行面が短い場合があります。

折りたたみ式ではないトレッドミル

これらのトレッドミルは、より頑丈なデッキとフレーム、より長いランニングベルト、およびより大きなランニングサーフェスを提供します。

折りたたみできないトレッドミルは、より頑丈なデッキとフレーム、より長いランニングベルトとなっています。

長所:ランニングやマラソンをするランナーにとっては最適です。より多くのプログラムと頑丈な構造となっています。

短所:高価格帯のモデルの中には、搭載されているプログラムが少ないものもあります。

トレッドミルの機能

トレッドミルを製造するメーカーは、より多くの機能を搭載して、トレーニングを楽しくする方法を考えています。

トレーニングの目的によって機能を選びましょう。楽しくトレーニングしたいのなら、エンターテイメントの高い機能を選び、歩いたり、走ったりするだけが目的であれば、速度、傾斜角度、心拍数測定の機能を優先しましょう。

もっとも必要な機能はなんでしょうか?

 

 

  1. ビルトインエクササイズプログラム

    この機能は大変便利で、速度や傾斜を変えることで、トレーニングの強度を自動的に変えることができます。

  2. 心拍数モニター

    トレッドミルには、ハンドグリップ心拍数モニターがあります。心拍数モニターは運動の強度を測定するのに役に立ちます。

  3. コントロームとコンソールガジェット

    上下ボタン、クイックワンタッチボタン、速度・傾斜ボタン、複数の機能(時間、速度、心拍数、傾斜)を一度に表示する大きなディスプレイを搭載しているものを選びましょう。

  4. セイフティーキー

    すべてのトレッドミルには安全キーがあります。トレッドミルを値要する際には必ず、取り付けましょう。また、小さいお子さんがいらっしゃる場合、トレッドミルを保管する際には、安全キーを抜いて、使用できないようにしましょう。

  5. 手すりとフットレール

    ほとんどのトレッドミルには、前方や側面に手すり(ハンドル)があります。フットバーはデッキへの乗り降りを楽にします。

  6. モーターハウジング

    トレッドミルのモーターハウジングは、トレーニング中に邪魔にならないように前方にありますウォーキングやランニング時に足に当たらないことが重要です。

  7. インターネット接続とモバイルアプリ

    トレッドミルの中には、インターネットにアクセスできるため、Googleマップを使用して仮想トレイルにアクセスしたり、パーソナライズされたトラックミーティングを作成したりできます。

 

Original article: "Treadmill Buying Guide" https://www.consumerreports.org/cro/treadmills/buying-guide/index.htm